ゾイシアジャポニカ
RBゾイシア(RBZoysia)

ロイヤルブランド(RB)ゾイシアは日本、韓国、中国より採取したゾイシアグラスを、米国の国立研究機関が品種改良により開発した、米国生まれの改良型ゾイシアグラスです。
RBゾイシアは発芽率85%と高発芽率を誇る最新品種ゾイシアグラスです。
RBゾイシアは大変過酷な条件のもとより採取されているので、耐乾、対干、耐暑、耐病性等に優れ、特に現在愛用していただいているゴルフコースやナーセリー会社よりラージパッチに耐病性があるのではないかと言われており、現在その裏づけを取るために耐病試験を行っています。
RBゾイシアは従来市場に出回っているゾイシアグラスよりも緑盛期間が長く、早春から晩秋まで緑化を維持することができます。
葉の幅およびキメの細かさ
成長し定着したRBゾイシアの葉幅やキメ細かさは、通常の野芝やその他のゾイシアの約半分から2/3程度です。(播種量を多くし、刈り込み頻度を上げることによって葉幅を更にキメ細かくすることが可能です。)
| RBゾイシア | 3-7mm |
|---|---|
| メイヤー | 3-7mm |
| 野芝、一般ゾイシア | 7-9mm |
刈り込みに関して
定着したRBゾイシアの刈り込みは、用途によって違いますが通常週に一回13mmから63mmまでの間で行います。刈り込み回数を多くすることによって、よりキメ細かく維持することができ、また密度が高まります。(RBゾイシアは芝の伸びが遅いので、刈り込みの回数を少なくすることができます。)
| RBゾイシア | 9-50mm |
|---|---|
| メイヤー | 9-50mm |
| 野芝、一般ゾイシア | 25-75mm |
播種量に関して
1m²に5-10gの播種量が基本的に推奨できる栽培密度です。5-10gより多くした場合は、より高いターフ密度になりますが、葉幅は広くなります。
播種の方法に関して
よくレーキングしてから播種し、軽く目砂し、ローラー掛けを行う。RBゾイシアがより良く発芽するのに光が必要ですから余り厚い目砂をせず、播種の深さも7mm以内とします。
水や肥料を余り必要とせずに生育する品種ですが、発芽を確認するまでは念入りに散水する必要があります。深さ50mmの地温が18-25℃の状態が最適な発芽環境です。
発芽までの日数について
発芽日数は2-3週間で発芽します。発芽までに時間はかかりますが、その後が速く10-14週間でターフが全面を覆います。
根茎のクリーピングに関して
RBゾイシアは、地上の根茎と地下の根茎によって広がっていきます。地下部の根茎によっても広がっていく品種なので耐寒性を高め、冬場に耐えて生き残り、または耐乾燥性を備えることにもなります。ゾイシアの中には根茎によるクリーピングが無いこともあり、そのような品種は地表の葉茎によってのみ広がります。
施肥に関して
播種後、約4週間後に施肥を行います。初年度は芝を早く定着させるために、毎日施肥を行うことをお勧めします。(m²当たり2.2gの窒素)
次年度からは施肥を春の立ち上がり時と夏の終わりに十分に実施するとRBゾイシアを健康状態に保てます。
現在日本での使用のあり方
- 自コースでナーセリーを作り、それを切って使用する。
- 野芝およびコーライFW等の補修のために播種する。
- 洋芝のティーグランドにRBゾイシアでオーバーシードを行う。
- 野芝及びコーライFWのコースでキャディさん用の砂袋に混ぜておく。
特に1番の自コースでナーセリーを作り使用するのが一番多いようです

